2011.9.7
7月、パリでWORLD DOG SHOW 2011 が開催されました。
出陳数21,589頭、期間中開催されたFRANCE CHAMPION SHIP SHOW も14,765頭の出陳
でした。ピレニーズはCHIEN DE MONTAGNE DES PYRENEES 83頭でした。
会場はシャルル・ドゴール空港の近くでした。リングの数も90あり全てが日本では考え
にくい、とてつもない規模のショーでした。
今回は特に日本のピレニーズとよく似た犬種をつぶさに見てきましたので、その違いを
皆様にお知らせしたいと思います。
今回はワールドショーでしたが出陳は殆どフランスの犬でした。日本の出陳犬によくある
「大きさ」「形」などのバラツキが少なく、「体型」「表情」が同じようなイメージでした。
以前に比べ後駆も随分改良され、殆どの犬が歩様は軽く滑らかで、日本の犬よりどれも
エレガントな雰囲気でした。特に頭部に「気品」「美しさ」を感じました。
原産国としてのより良い形態、種の保存、振興を考えたブリーダー達の意識の高さが
表れたものだと思います。FC I スタンダードに解説されている「頭部表現の大切さ」も良く
分かりました。日本のピレニーズ作りもブリーディングに対する意識を再確認する必要が
あるように思います。
これからも皆様のご支援を得て、より良いピレニーズ作りを目指したいと思います。
皆様のご感想を是非、メールにてお知らせ下さい。心よりお待ちしております。
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